VentualsとTread.fiの二重ポイント取りはおいしい?
- Daniel Tanaka
- 2025年12月6日
- 読了時間: 5分
本記事はDeFi中級者向けです。
Kook氏がFUDを投げかけたことで怪しいとXで騒がれていたVentualsですが、LSTプログラム公開後は特に問題なく閾値を遥かに超えたHYPEを確保できているので、市場評価が特に変わっていない今ポイントを取りにいくのは得なのではないかと考えて、実践してみます。
免責事項
本記事は、Hyperliquid Tread.fi Ventualsに関する一般的な情報提供のみを目的としており、投資・金融・税務・法的アドバイスを行うものではありません。暗号資産取引やデリバティブ取引には元本毀損を含む高いリスクがあります。
本記事の内容をもとに行う一切の行動・損失について、筆者は責任を負いません。ご利用前に必ずご自身で最新の情報を確認し、自己責任でご判断ください。
単純に手動で指値注文を置いても問題なくポイントはもらえます。トレードボリュームではなく指値を置いていることに対してポイントがもらえるので、ずっと監視するかアラートを設定することで原資をリスクにさらさずにポイントを稼ぐこともできます。
ですが、Tread.fiのMaret Maker Botのコードを取得できたこともあり、せっかくなので、ドルを燃やすつもり、テストするつもり、でついでにポイントも取ってみようと思います。
Hyperliquid上でトレード
Ventualsは現在独自のインターフェースを準備していないのでHyperliquid上で該当銘柄を探してトレードする必要があります。
Hyperliquidをまだ利用していない方はこちらからどうぞ。
以下のように銘柄名の隣の矢印ボタンを押してHIP-3をクリックしたのちにvntlと書かれている項目を選択することでVentualsの銘柄がトレードできます。
Ventualsのポイントルール
2025年11月13日にスタートしたばかりで流動性もまだ全然ないので200000ポイントの配布とのことですが、明らかに過剰にポイントを取得することができます。

条件を簡単に日本語でまとめると、AskとBidどちらも注文を出し、1週間の間は継続的に注文を出し続け、できるだけ大きな注文を出し、現在価格からできるだけ近い価格帯に出す、注文を実際に通すこと、そしてどちらかといえばAsk寄りで注文を出すとポイントが多くもらえるようです。
プログラム名の通り、マーケットメイカーであれば甚大なポイントを獲得できる仕様ですね。
Tread.fiのMMbot
Tread.fiは簡単に言えば 「アグリゲーターx多様な注文方法インターフェース」です。以下のように一般的な取引所では実装されていない多種多様・きめ細かい設定のもとで同時多発的に様々な取引所に同時に注文を繰り出すことができます。

まだTread.fiを使用されていない方はぜひこちらからどうぞ。
自分で細かい設定をして注文を出してもよいのですが、UXが難しいのとそもそもマーケットメイキング自体が難しい領域なので、公式Discordを徘徊してMMbotの招待コードを入手できたこともあり、クリック数回でセットアップできるBotで運用してみました。
※この招待コードはシェアができないので、自分でDiscordで取りに行く必要があります。
Tread.fiにHyperliquidアカウントを登録してSelect Accountで選択すればVentuals銘柄を選択できるようになります。Passive、Long、Patientの順に選んでStartするだけでMMbotが稼働してポイントが取れるようになります。

ロング中心にする理由はGPT先生にまとめてもらったのでそのまま引用しますね。
構造的に「上方向に歪んだマーケット」だから
Oracle = 25% 外部バリュエーション + 75% Mark(2h EMA)
一度上に押し上げられると、オンチェーンの高値がそのまま“正当な価格”として組み込まれていく→ ロングはこの歪みの恩恵を受けやすい。
20%バンドがショートの“逃げ道”を塞ぎやすいから
価格が Oracle +20% 付近に張り付くと、
ショートはクローズ用の買い板がほぼない
ロングは「高値で利確」側なので、まだマシな出口がある。
板が薄くOIも小さいので、上方向への“押し上げ”が起きやすいから
少額の買いフローで 20%上限まで到達しやすい設計。
ロングはこうした「薄い板での瞬間的な上振れ」の恩恵を取りに行ける。
Funding構造がロングにそこまで厳しくないから
20%乖離でも APR 50〜100%程度(≒日次0.2〜0.3%)と言われる水準。
「高値圏で何日か持たされても、Fundingで即死するようなコストではない」→ ロング側の“時間コスト”がそこまで重くない。
さらに、Tread.fi自体もポイントプログラムが始まっていて競合がメジャーな取引所にガンガンマーケットメイキングしてボリューム積んでるような強豪アカウントになるので、ポイント取得が非常に難しいです。難しいからこそ取りにいく価値はあるのではないかとは思うんですけどね。
ポイントプログラムは2025年11月に該当ページを更新されているので始まったばかりだと思いますし、シーズン1が終わるのは2026年5月18日とされています。
ポイントプログラムの詳細はこちら。
vHYPEのポイントプログラムではだめなのか?
HYPEをVentualsにステーキングすることでもらえるポイントプログラムから始まったので、Ventualsのエアドロを狙うのであれば十分これだけでも良いのかも知れないですが、現時点ではvHYPEのポイントは先にステーキングしたHYPEのみが優遇される仕組みなので、後発は勝てる見込みがありません。
それに対してマーケットメイキングによるポイントは枠は小さいものの、Pre-IPO銘柄は基準となる価格指標が存在しないマーケットなので、単純にトレードしづらく流動性が常に不足状態にあります。故にいまポイントファーミングを目的とした実質的なドルBurnのポイント取得戦略には下落相場でHYPEが下がっていることも踏まえればおいしいと判断します。
※HYPEにヘッジをかけているのであれば実質的にカウンターパーティリスクのみでポイントをもらえるので潤沢な資金がある場合はLST利用の方に分があります。
実際にやってみた結果
vHYPEにヘッジをかけずにやるのであれば、Tread.fiを利用してポイントを取りに行った方が得になりました。Hyperliquidもエアドロを再実施すると発表するのであればその複利効果は大きくなると思います。
詳細はここには記載しませんが、ドルを燃やしてもよい覚悟があるのであれば、十分にポイントは今は大量に獲得できる時期だと言えます。



