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仮想通貨で稼ぐのってどうやるの?

  • Writer: Daniel Tanaka
    Daniel Tanaka
  • Sep 14
  • 5 min read

Updated: Sep 15

お金を稼ぐというとドルや円を稼ぐというニュアンスにどうしてもなるが、言いたいのは流動性を拡大するためにどう仮想通貨を利用するかということ。


思いついた分だけクリプトで稼ぐ方法を羅列してみた。


クリプトで流動性を拡大する35の方法


一気に羅列する。数が多いから解説も一言で済ませる。有効活用できるものがあればぜひ活用してほしい。


A. 既存資産の運用・裁定(マーケット系)


  • 現物BTC長期保有(HODL):デフレ資産の希少化で自己バランスシート拡大。

    • 俗にいうホドル。

  • キャッシュ&キャリー(先物-現物ベーシス):現物買い+期先売りでベーシス獲得。

    • あまりやってる人を見かけないがほぼ確実に勝てる戦略。

  • FRアービトラージ:現物保有+同枚数Perp売りで資金調達コスト差益。

    • みんな大好きデルタニュートラル。

  • ステーキング×ショート(デルタ中立):PoS報酬+FRのダブル取り。

    • 上のデルタニュートラルのFR鞘取りをステーキングと組み合わせるとお得。

  • オプション・カバードコール:保有資産に対しコール売りでプレミアム収受。

    • 満期日とストライク価格に気を付ければ売らずに資産増やせる。

  • プット売り担保運用:買付け覚悟の現金担保でプレミアム獲得。

    • 賛否分かれそうだが、BTCに対して運用するならありかも。

  • ボラティリティ売買(ストラドル/ストラングル):IV高低の歪みを収益化。

    • 価格上下どちらにいっても動きさえあれば儲かる仕組み。

  • 三角裁定:同一取引所内の通貨ペア価格歪みを瞬時に回収。

    • Botterが手始めにチャレンジするタイプの取引。

  • 取引所間裁定(クロスエクスチェンジ):板薄/遅延差を常時スキャン。

    • これもBotterがよくチャレンジするタイプの取引。

  • 統計裁定(相関/ペアトレード):共分散・均衡回帰を使うクオンツ手法。

    • Botterの中でも最上位層がやってる取引。難しそう。

  • 清算参加(レンディング清算):清算ボットでペナルティ割引分を収益化。

    • 価格が急落すると儲かるタイプの取引。Liquidationされた人の反対側の取引。

  • フラッシュローン戦略:無担保瞬間借入で一括裁定・債務連鎖解消。

    • 市場に歪みがあるときに瞬間的に大きな資金で利益を取る手法。

  • マーケットメイキング(オーダーブック):スプレッド+リベート獲得。

    • 板のAskとBid両方に指値注文を出してスプレッドを収益化する戦略。

  • AMM区間指定LP(レンジ提供):集中流動性で手数料効率最大化。

    • いわゆるUniswap型の収益機会。レンジ指定で微調整できる。

  • Perp DEX LP(GMX/GLP型):トレーダーPnL逆相関で手数料取得。

    • ユーザー(トレーダー)の損失を利益とする胴元利益といえるもの。

  • 保険引受(DeFiインシュアランス):保険料収入と引受リスクの最適化。

    • クリプトに保険を掛けたい人からリスクを肩代わりする代わりに受け取る利益。

  • 先物カレンダースプレッド:限月間のベーシス収束を狙う。

    • キャッシュ&キャリーの先物先物ペアでやるバージョン。

  • イールドカーブ取引(LST/LRT間):stETH等の割引率/プレミアム裁定。

    • 利回りと価格差の収束を狙う裁定取引。

  • 予測市場MM/LP:需要不均衡面に板提供、手数料+リベート回収。

    • 需要が偏った側に流動性を出して、手数料+インセンティブを稼ぎつつ、最終結果リスクを負う仕組み。

  • OTCマーケット運営/仲介:大口の板外約定でスプレッド収入。

    • 売り手と買い手をマッチングし、スプレッドや手数料を収益化。


B. ステーキング・再担保・ノード(インフラ系)


  • バリデータ運営(PoS):委任手数料/自己ステーク報酬。

    • いわゆるステーキング報酬。

  • リキッドステーキング供給(LST):stETH等の発行側/LP側で収益。

    • ステーキング報酬を手数料やプール収益として受け取る戦略。

  • 再ステーキング(EigenLayer型):セキュリティ再利用の追加利回り。

    • 既存ステーク資産を再利用して追加利回りを得る戦略。

  • リレーヤー/ブリッジLP:クロスチェーン転送の手数料獲得。

    • クロスチェーン転送で流動性と引換に手数料を得る戦略。

  • オラクル・データ提供者:価格/外部データ供給で報酬。

    • 価格や外部情報を供給して報酬を得る手法。

  • インデクサ/サブグラフ運用(The Graph等):クエリ手数料。

    • クエリ処理インフラを担って手数料収益

  • RPC/フルノード提供:有料エンドポイントやSLA提供で収益。

    • 安定したエンドポイントやSLAを提供して収益化する手法。

  • MEVサーチャー:サンドイッチ/裁定取引等の正統的抽出収益。

    • サンドイッチや裁定取引でチェーン上のフロントラン収益を抽出。許されてるのかはわからない。

  • バリデータMEV/ブロックビルダー:提案者報酬+MEVリレー。

    • ブロック提案とMEVリレーから報酬を得る手法。

  • DAレイヤー供給(データ可用性):投稿/可用性のための報酬獲得。

    • トランザクションデータを保存・配布して報酬を得る手法。


C. エコシステム(配布・集客・知識化)


(※実装は上のどれかと併用する“獲得導線”)


  • エアドロップ/ポイント・ファーミング:早期利用・貢献で配布を狙う。

    • みんな大好きエアドロ。できるだけ早く参加するのが大事。

  • コンテンツ(書籍/ブログ/動画/講座)収益化:教育→集客→自社トークン/商品へ。

    • 地道に続ければ本業をも越えられる可能性はある。

  • アフィリエイト/リファラル:プロトコル流入に対するコミッション。

    • フォロワー数が増えていくときは指数関数的に収益も増える。

  • グッズ/ハード販売:ウォレット/周辺機器×クリプト決済。

    • 法人規模でやれば安定した収益になりそう。

  • セミナー/ワークショップ:受講料+コミュニティ形成(DAO化へ接続)。

    • 潜在需要はきっと高い。


まとめ


結局どこまで行ってもリスク≒リワードになる。


自らの知識・スキルを高めることでリスクを可視化し対策を打った状態でリワードを狙うことができるから、自分を高める、学ぶのはとても重要。


自分はそもそもリスクを抱えるのが嫌だから、複雑な取引などは避けがち。だが、知らない手法があれば基本的にはわかるまでリサーチはする。統計裁定のような超高度な知識が求められるものは例外。

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