top of page

vHYPE振り返り

  • Writer: Daniel Tanaka
    Daniel Tanaka
  • Oct 17
  • 4 min read

結果的にVentualsは早押しゲームの様相を呈して、事前リサーチ・徹底的な準備をしたものが勝つ構図をしていました。


私は事前のFUDからそこまで真剣に準備をせずともURL公開直後にStakingすれば十分早押しゲームの勝者になれると安易に考えて怠惰をかまして競争に負けたのでしっかり振り返りをして、次回同じケースがやってきたときに必ず勝てるように復習します。


まず、真っ先にやっておくべきだったのはサブドメインの分析でした。



実際にURLを分析ツールにかけると、vhype-testnet, vhypeのサブドメインが見つかるので発表を待たずに定刻に達するのだけ待てばよかったといえます。


ree

testnetの方はアナウンスもされていないのに数十名がHYPEを送金したことからサブドメインで事前にURLを把握していた勢力はかなりいたと推測します。ここまではむしろ最低限必要なアクションでした。


その上で定刻になったことを確認するために必要だったのはアナウンスでした。実際にUTC15:00きっかりにステーキング用のスマートコントラクトが発動する保証はどこにもなくて、アナウンスがある直前に有効化されると思われます。なのでアナウンスを待ってから作業するのが最速でアナウンスのあるチャネルをすべて監視するのが正解でした。


実際私はDiscordが最速だと考えてDiscordだけを見ていました。Xの方も初めは開いていましたが、Xの方を先に公開するとDiscordにいるよりロイヤルなユーザーが置いてけぼりを食らうのでまさかXを先に公開すると思っておらず1分ほど遅れを取りました。


そしてサブドメインを先に発掘して弄っていた場合により最速の行動になれた理由がもう一つここにあります。


以下の画像の通りデポジット(ステーキング)する経路がHyperCoreとHyperEVMの2つありました。この時点で最初期はバグがあることを想定してデポジット資金を2分割してどちらも試すというのが最適解でしたが、私はHyperEVMの側しか想定しておらず、HyperEVM側にバグがあったことからさらに1分ほど遅れて順位が下がってしまいました。


ree

結果的に事前にサブドメインを把握して、バグがある想定を立てて、どちらも対応できるように用意しておくというのが最適解でした。直前までSolana Phoneのゲームをしていて不甲斐ないですが、夢中になってしまって対策をおろそかにしてしまった自分の愚かさを反省しています。


で、ここからどうするのが正解かを考えていきたいと思います。


vHYPEはLSTなので自由にDeFiで利用できる仕様なのでAMMに流れてくるのは予想できました。アンステーキングに制限がかかっていたとしても500k HYPE以下になるまではSwapが乖離なしに実行できるはずで、もし乖離期間が長い間持続すればHYPEを一定期間後に返却するというような発言も創設者からされていたので、最初期にステーキングすることに殆どリスクはない状態でした。


ステーキングが終わった後すぐに私はProject XでvHYPE/HYPEのLPが生成されるのを確認してすぐにHYPEをLPでvHYPEで交換してどうなるのか確認してみました。


Swapした直後にVentualsのステーキングページを見ると自分がステーキングした以外のTierが緑に変わっているのに数値はゼロのままで、ある程度時間が過ぎると最も下のTierでvHYPEが増えていたので、おそらくですが、マルチプライヤーはアドレスとvHYPEのセットに付与されるもので、vHYPEの所有権が変わった時点でTierは最も下のTierに引きずり落されます。


なのでそれを知らずにAMMでLPを安易に作った人たちのvHYPEの流動性をぶっこ抜けば自分のTierが上がる可能性があります。流動性が小さいのでまだTierがあがるかは謎ですが、気づかれないまま時間経過すると意図的に操作可能だと思います。


ree

ree

ree

LPに対してRumpelは所有権が移譲されないままポイントを集めてポイントそのものを売却する仕組みなのでこちらはマルチプライヤーが継続維持されると予想します。(一応デポジットしないといけないのでもしかしたらマルチプライヤーはキャンセルされるかもしれないですが)


つまり自分のTierが高ければここで時間経過を待ってポイントを売却するのが最適解の可能性があります。もしキャンセルされるならば、自分でステークしたvHYPEを自分で抱えるだけの状態が最適解です。


ree

Pendleは特殊な形態のLPで所有権が移動するのでこちらはマルチプライヤーがx1まで引きずり降ろされると予想します。だからPendleでのYTがx13以上でなければ後発は必ず負けるゲームになりますね。どれほどの倍率になるかによって全然話が変わってきますが、YTは価格がゼロになるので10倍のx130程度は欲しいですね。それ以下であれば割に合うかどうか確信を持てません。


結局今回私は舐めてかかったおかげで大幅にポイントダウンすることになったので、反省しかありません。ただ失敗は成長の糧でもあるので、次は意識的に勝ちに行こうとおもいます。必要であればBotでもなんでも用意して勝ちにいきます。

  • X
  • Youtube
  • Amazon

 

© 2025 by 未来貨幣ラボ

 

bottom of page