Hyperliquid関連で抑えておきたいもの
- Daniel Tanaka
- Oct 9
- 7 min read
Updated: Oct 12
免責事項:本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。暗号資産および無限先物には元本損失のリスクがあります。必ず自己判断・自己責任で、余剰資金の範囲でご利用ください。また記事内リンクの一部はアフィリエイトリンクとなっています。
Hyperliquid関連のプロトコルに面白そうなものがたまってきたので整理しておきます。私が気になっているというだけで、成功する保証も利益の出る保証もどこにもありません。
XYZ
Aura
Ventuals
Hyperbeat
HyENA
Global Compute Exchange
SEKAI
Dreamcash
Today
XYZ
Unitが急にシェアした新たなPerp DEXです。「グローバルマーケットへの制限のないアクセス、プロ仕様の体験をトレーダー全員に」と書いてあるので相当練りに練ったプロダクトになると期待しています。
ホワイトリストへの登録条件がHyperliquid上での取引高が5Mドル以上だとのことなので、結構ハードルが高いです。0からはじめて40xレバでBTCをトレードすればだいたい40万円くらいの手数料が必要になる計算でしょうか。
ただそれでもシェアから3日で6000ものアドレスがホワイトリスト入りしたので、界隈からの期待は高く、できるのであればやってみても良いのかも知れないとも思います。
以下、僕のリファーラルコードです。
リファを踏んでも順位が上がるだけのようで上位100名までしかMerchを受け取れないようなので特に意味はないですが、何人が参加しているかを見るのにはちょうど良いので記録しておきます。

Aura
モバイル上でHyperliquidとPolymarket経由であらゆるものをトレード可能にすると宣言しています。

8月19日の時点から以下のURL経由でアーリー参加者を募集しています。
グループでアーリー参加する場合は以下のURLがよさそうです。
5月30日にXで初投稿で、応募フォームが分散していることから、あまりSNS運用がうまくないか、あるいはわざと目立ちすぎないようにしているかのどちらかでしょうか。
予測市場もRWAも一筋縄では当局からGOサインは出ないでしょうから、大手のベンチャーキャピタルから出資を受けて支援を取り付けられているかどうかを確認したいところです。
Ventuals
スタートアップの無限先物マーケットを作ると宣言しています。
リキッドステーキングの開始をアナウンスしました。10月16日から開始です。
Pre-IPO銘柄を10倍レバレッジでトレード可能にするのは法律的にOKなのか甚だ疑問に思いますが、仕組みとしては面白いと思います。
テストネット段階では板とチャートが連動していない印象を受けましたし、本当に機能するプロダクトが作れるのか不安になります。HYPEのステーキングも閾値を下回らない限りアンステーキングできるみたいなのでいつか事故りそうだなとは思いますが、注目を集めやすいカテゴリだとは思います。
ここはHYPEをステーキングしたり、Hyperbeat上で関連プロダクトにデポジットしたり、テストネット環境を触ったりすることでポイントがつく仕様になっています。
Hyperbeat
Hyperliquid上のネオバンクのような印象を受けるようになりました。

ここはリキッドステーキング、Earn、デビットカード、ポートフォリオを展開していて、当初はHyperEVM上で利回りを追求するだけのプロダクトに見えたんですが、今やネオバンクに近いのではないかと思うようになりました。
クリプトのカードはステーブルコインのメインストリーム化と共に大きなトレンドになるかも知れず、HyperbeatのカードはキャッシュバックがHYPEらしいので、メリットとしてはでかくて一般公開されるならぜひ参加したいと考えています。
ここもheartsというポイントプログラムが実施されているので、デポジットでの利用やステーキングやデビットカードの利用が後にエアドロとして還元される可能性があるのではないかとみています。
HyENA
EthenaがなぜかHyperliquid上でUSDeを使ったPerp DEXを作るんではないかといわれています。
僕にはなぜEtherealがあるのにわざわざHyENAなんてつくるのかよくわかりませんが、わからないならわかるまでとりあえず追うのが良いかと思い、追っています。
利点としてはUSDeは放置しながらでも利息がつくニュータイプのステーブルコインなので、USDTをデポジットしながら同じUSDTを証拠金にしてトレードできるようなものでトレーダーからすると資本効率が上がるのでおいしい機会ではあります。それはEthenaがHyperliquid上でやる意味は一向にわかりませんけどね。
Global Compute Exchange
これはコンピュータの計算能力の値段のPerpを作ろうとする試みだと思います。

やる気ないのか知りませんが、テストネットがあるということを明示しておらず、暗示だけにとどまっています。ここからアクセスできますが、どうやって参加できるかは不明です。
実際にテストネットを使おうとするとEthereumネットワークに切り替えられますが、Ethereum上のUSDCを送ろうとしても送れませんし、HypeEVMのテストネットでモックのUSDCを獲得して送ってみようとしてもできませんでした。Discordがある訳でもなさそうなので、Twitter上で散らばってる情報をヒントに自分でなんとかしてやっていくしかなさそうですが、そこまでやる意味があるのかはわかりません。
EVMについてもっと深く学びたくなりました。
SEKAI
SEKAIは「HYPEのネイティブステーキング」をLST化するための基盤です。

独自LSTが乱立するよりもネイティブなステーキングをLSTにする方が共通のインフラを使うことになって、個別のスマートコントラクトのリスクを負わなくなり、かつ共通LSTインフラの方が遥かに多くのデベロッパーのチェックが入りそうなので健全な運用が可能になるのではないかという気もしますが、マーケティングがうまくないのかとことんわかりづらい仕様になっていて、フォロワーも増えず、NFTのミントキャンペーンも追っていたのにもかかわらず見逃してしまいました。
悔しいです。反省してもっと真剣に追うようルーティンを改善したいと思います。
Dreamcash
Hyperliquidのモバイルインターフェースを開発しているプロジェクトです。

Basedなどが一時的に流行っても手数料の関係ですぐ下火になったのを考慮すると、Hyperliquidのモバイル上でのフロントアプリは需要があるのかどうか怪しいものではありますが、PhantomもMetaMaskもどちらもこのトレンドに乗ったので、Perpが何かをよくわかっていないユーザーでも簡単にトレードできてしまう秀逸なインターフェースを提供できるフロントアプリであれば流行の中心になれる可能性はあるなと思います。
そしてDreamcashはまだトレード機能は公開されていないものの、かなりデザインにこだわっていて、一部のユーザーの心をわしづかみにできるのではないかと感じました。フォロワーもどこから集めたのかはわかりませんが、HyperEVMのそこらのアプリよりもかなり多いのでハイリキ圏以外の一般ユーザーにリーチがもしかしたら届く可能性を考慮して、一応ポイントファーミングに参加します。登録には電話番号が必要です。
Crypto Cardも期間限定、リファーラル10人紹介した人限定で配る予定みたいで、ハイリキ上のカードはぜひ入手したいので私のリファ用のコードを公開します。アプリをダウンロードした後にコードの入力でポイントファーミングができるようになります。

Today
Hyperliquid上でのトレード体験をチャートから解放しソーシャルな活動やセンチメント系のトレード手法へと作り変えるプロジェクトです。

Perpのトレード体験を徹底的に簡素化して、スマートマネーと呼ばれる影響力のあるトレードアカウントのトレード情報をシェアしたり、オピニオンを交換できる場として機能させ、チャートを見せない感じのうたい文句をしてるので、ミームコインのトレードの場としては凄く機能的に活用できるのではないかと期待してます。
とりあえずおもしろそうだと思ったので本記事に含んで行く末を追うこととします。
本記事は面白いものが見つかる度、あるいは何らかの変更・進展がある度に更新しようと思います。もしかしたらHyperliquid以外での気になるプロジェクト集みたいなのもやるかも知れません。





