Extendedとは?—“統合証拠金チェーン”を目指すプロジェクト
- Daniel Tanaka
- Sep 24
- 6 min read
Updated: Oct 4
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Extendedとは?
ExtendedはUSDCを担保に無限先物を取引できる分散型金融の無限先物取引所(Perp DEX)です。
対応チェーンは
Ethereum、
Base、
BSC、
Avalanche、
Polygon、
Starknetの6種類です。
現段階では成長途中で首位も取れていない単なるいちプレイヤーですが、将来は現物や資産の貸し借りまで、統合証拠金で横断利用できる世界を目指していて、単に取引高の上昇を狙う競合と比べて目指す場所が少し異なるように見えます。
統合証拠金とは?
統合証拠金とはつまり「Dapps、つまりアプリごとに資金を分けない」ことを意味します。
通常DeFiを扱う際はDappsごとにデポジットが必要になるケースが多く、どこにいくら資金を配分したのか、一括で管理するのが難しい場合が多いですが、Extendedの目指す世界ではチェーン側が資金を一括管理する機能をもち、個別のアプリへのデポジットなしに複数のDappで資金を縦横無尽に使うという構想です。もちろんですが、実現できれば資金効率も格段に向上します。
資金はユーザー自身のウォレットで管理、清算はオンチェーンでルールどおり、となるので、Dapp側の恣意的な不正が入り込みにくい設計になり得ます。
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なぜ今これをやっておく必要が?
当然ですが、やっておく必要はありません。ただ期待値は高い気がしています。
というのは、エアドロのためのポイント合戦は「Xで白熱してから」だと出遅れがちで時間や資金の投与に対してリワードが小さいということが往々にしてあります。
すでに誰もが知る大物インフルエンサーが全面的に動いている案件ではインフルエンサーが儲かり、アフィリエイトを踏むひとは薄利になると思います。
一方で、Xのタイムラインに名前は出るのは何度かみたけど、大物が本格的に参戦していない段階のプロジェクトはおいしい可能性があります。インフルエンサーより先に動いておいてスケールする可能性があるのかどうかを先に体感しておくというだけでも悪くはない時間の使い方だと思います。※当然ですが、おいしくないから誰もオススメしていないという可能性もあります。
それにもし本当にEVMより便利な統合証拠金をチェーン標準に近い形で提供できれば、資金移動の手間・ミス・コストを減らせるので、クリプトネイティブ以外の本当の初心者にもフレンドリーであるといえます。
もしかすると、マスアダプションの際はこれが標準になるかも知れないので先に少額で触っておくと、将来の拡張機能が実現された際にスムーズにトレンドに乗れる可能性があるので、個人的にはやっておいた方が得をしやすい低リスク高リターンの案件ではないかと思います。
将来性(仮説ベース)
Extendedは主要メンバーがTradiFiの中でも先鋭的な存在であるRevolutの出身のチームです。
RevolutはEU内ではずっと高額負担なキャンペーンをやっていますし、複数の通貨を扱う場合に限ってはRevolutを知らないひとはいないくらいの知名度なので、そこからの出身者が構築しているというプロジェクトは、Revolutとの連携が緻密で、TradiFiのフロント(銀行・ウォレット・決済アプリ)に組み込む“算段”を持っているのではないか、と勘ぐりたくなります。
ただし、確約は一切ないですし、そんな発言は一度もされていません。
今の情勢を見ていると、いずれ銀行はクリプトを取り込む側に回るように見えます。明らかにクリプトの方が決済速度も速く、誰でも許可なく利用でき、世界中に何の制限なしに自由に送金できるので、一旦アダプションが始まると銀行は急いでクリプトにやってくると思います。
そして、TradiFiから見て信頼できるチームであることは、“フロントとして採用”される理由になり得ると考えます。
正直に言うと、実際の到達度はまだわからないです。ただ、チェーンの「最適化」ではなく「チェーンの体験そのものの改善」を狙うアプローチは割と好みで、大衆にも受け入れやすいのではないかと個人的に感じます。
想定する利用シナリオ
コアなクリプトネイティブよりも、新規ユーザーが“裏側でExtendedを使っている”状態が最終ゴールなんだと思います。つまり、銀行ユーザーが気づかないうちにExtendedのチェーン標準の総合アカウントを使っている状態になっている、が彼らの思い描く最終形に近いのではないかと感じます。
紹介コードを使うメリット
ここまでで、少しはExtendedをやってみようという感想を持ったのではないでしょうか?
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使い勝手
いくら将来の構想に好感度を持てても、現時点でUXが最悪だったら使いたくないですよね。そこはシビアに判断すべきポイントだと思います。
率直に言えば、競合のHibachiやAsterやReyaなどよりかはトレードしやすく、体感だけでいえば、Lighterに最も近いのではないかと思います。ただし流動性が圧倒的に小さいので大口のトレーダーは板が薄すぎてトレードしづらいはずです。
小さな金額でトレードの練習をするつもりで参加するのにちょうど良い感があります。

競合と同じくVaultも存在します。コンスタントに勝っているのでポイント狙いでデポジットだけしておくというのもありかも知れません。

利用する際のリスク
価格変動・清算リスク:無限先物は損失が拡大し得ます。失ってはいけないお金でトレードしないようにしましょう。
実装の不確実性:チェーン標準の統合証拠金は野心的なプロジェクトなので段階的に実現度を見極める姿勢が必要となります。
ウォレットの鍵管理:自己保管はバックアップと復旧手順を必ず用意してください。紛失すると資産を失います。
プロジェクトの空中分解:プロジェクト自体が成功するという保証はどこにもありません。
まとめ
Extendedは、チェーン側で資金を一括管理する統合証拠金型の体験を目指し、無限先物→現物→貸し借りまで横断で使える“総合トレード基盤”を志向。
TLで燃えてから参入より、今のうちに小さく体験しておくほうがメリットが大きい。
TradiFi接続の可能性が長期の伸びしろ。
免責事項:本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。暗号資産および無限先物には元本損失のリスクがあります。必ず自己判断・自己責任で、余剰資金の範囲でご利用ください。


