ビットコインのブルランは終わったのか?
- Daniel Tanaka
- Oct 18
- 2 min read
端的に言えば、まだ終わっていないと思います。色々理由はありますが、ゴールドとビットコインとの関係でそう考える理由を説明します。
以下のチャートはゴールドとビットコインを並べたチャートとなります。

青がビットコイン、オレンジがゴールドです。よく見るとわかるんですが、ゴールドが先に上げてその後ビットコインがそれを上回る勢いであげるパターンが多いです。
逆にビットコインが先に上がるか、上がりすぎるとビットコインには調整がやってくるようにも見えます。
今はゴールドが今までにない速度で急上昇し、ビットコインはそれに全くついていけてない現状があります。この時点でビットコインだけが下がり続けるというのはチャートを見る限り類似例が過去8年間においてなかったように見えます。
この時点でビットコインがこのまま終わるとは思えず、ゴールドに追随するような動きになると一旦は予想します。
次に見たいのは対ゴールドでのビットコイン価格です。

直近の動きで三尊を形成しネックラインを割っているので、ネックラインを再度超えていけない限りはゴールドに対してビットコインは弱気になります。
ゴールドの時価総額はビットコインの時価総額の15倍ほどあるので、ゴールドからビットコインに資金が一部流れるだけでもこれを反転させてネックラインを超えていけるだけのモメンタムを作れるとは思いますが、現時点ではゴールドの方がまだ上がると考えるのが妥当でしょうか。
ただあくまでもゴールドもビットコインもどちらもドルからの避難、あるいは利回りを得るという点においては同じ機能を持つ、とある程度はいえるので、米国の利下げを前に、ビットコインがゴールドに対して下落し続けるとはどうも思えません。
結論を言えば、このままいけばビットコインのモメンタムは終わる可能性も十分あるが、ゴールドだけが上がる相場というのは前例があまりないのでいずれビットコインも追随するだろう、です。
保険をかけ始める頃、なのかも知れませんね。


